Sunday, September 23, 2012

どうやって子供の学びを助けられるのか


私は数学や計算機を面白いものと思っている.しかし何故それが面白いのかとなると考えてしまう.個々に面白い例は思いつくが,どうしてそれらが面白いのだろうか.子供達は数学をどう考えているのだろうか.もしそれらの一部でも理解できれば,子供達を助けることができるのではないだろうかと考えている.したがって,私はこのクラスで教えるというよりも,子供達がどう考えるかについて学びたいと思っている.人は数学をどう考えているのかを学んでいるようなものである.

人工知能は私の興味を持っているテーマの一つである.したがって,人間の知能というものがどのように発達するのかに私は興味を持っている.子供達は言葉を覚え,数を覚え,論理的な思考を学び,知能を発展させていく.私もその過程を経たはずなのだが,いったいどうやって数というものを学んだのか,いったいどうやって言葉を最初に学んだのか忘れてしまった.

そこで子供達に教えてもらおうと思っているのだが,子供達にどう考えているのかを教えてもらうのは簡単ではない.子供達自身にもわかっているのかどうかわからないのかもしれない.

私はまずは子供達が様々な入力にどう反応するかを観察している.あまり良い例えが見当たらないのだが,ある意味,子供が頭の内に持っているモデルのバグをみつけるようなものである.たとえば,特定の入力に対して答えられない子供や,特定のパターンの間違いをする子供というものに出会う.すると私は考える.どのような理解の方法がこのような間違いを生みだすのだろうか? と.これは思ったよりも簡単なことではない.しかしとても面白い.これは私の仮説にすぎないのだが,私自身の理解の方法でもあるので,上手くいって欲しいと思っている.つまり私が教室でやっているのは次のようなループ: 子供を観察する,子供の考えを学ぶ,どんなモデルか考える,教えてみる,教えることに失敗する,再び子供を観察する,の繰り返しである.

ここではそういう例をいくつか記録していこうと思う.

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