Tuesday, November 11, 2014

Frontline Volunteer

私の一番良く知っている人が先日エボラの感染を食い止めるためのボランティアに応募した.彼はプログラマであって,医者でも看護師でもないので,何ができるのかと思ったが,どうやらサポートの人員もボランティアで募集しているそうである.たとえば,データーセンターを作る IT テクニシャンというポジションがある.

応募するのは怖くはないのかと尋ねると,怖いそうだ.感染したら致死率が 50から 80 パーセントという病気,しかも治療薬はまだ開発途上である.気軽に休暇に行くというわけにはいかない.

しかし,outbreak がこちらまで来てから考えるよりも,発生源に近い方で止めるべきだと思ったそうだ.また,彼には家族もいないので誰かがすべきなら自分でも良いと思ったそうだ.それでもボランティア応募のフォームを埋めて,送信のボタンを押した時には手がふるえたそうだ.

フォームを送ってからの最初の一週間は,もし行くとしたらその前に何をすべきかということを考えて過ごしたということだ.彼は算数の教材のビデオを趣味で作っていて,その週にはその作成が進んだということである.しかし私はその作業がすぐには終わらないことを知っているので,一週間だけ進んでもどうなのかなと思った.彼も私の考えていことはわかるようで,もしかしたら帰ってこないかもしれないと考えると何かしておきたいと思ったそうだ.また,何か医療のトレーニングができないかと知っていそうな友人に尋ねたりしたそうだ.

彼がエボラのボランティアに応募して一週間とちょっとして応募の返事が来た.「ボランティアへの参加応募,本当にありがたい.しかし今回はお願いしない.次回に何かあればまた連絡する.」という主旨の手紙であった.一週間ちょっとで人員を選んだというのはやはりかなり緊急なのだろう.ただ,彼の専門はコンピュータで,まったく医療の訓練もoutbreak についての経験もないということで選ばれなかったのだろう.断りの手紙がくるまで彼は医療のトレーニングについて知っていそうな人以外には誰もこの話をしなかった.

返事が来るまでの一週間とちょっとは,普段とは違った感覚だったという.帰ってこれないかもしれないという考えはどうも日常とは違っていて,しかしよく考えてみると別に帰って来たら何かどうしてもしたいことがあるのかと思うと別にないことも気がついた.それなら病気を止められる助けになるというのは意味があることだろう.

ただ,彼が時々面倒を見ている友人の子が 11月 18日に誕生日なので,もし行くとしたら,出発はその子の誕生日を祝って後にお願いしていたそうである.

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