Sunday, February 5, 2017

人工知能プリンター

友人からこんな話を聞いた.

彼のアパートの隣の人が新しいプリンターを買った.友人が自分のコンピュータを起動した時,その新しいプリンターが Wifi で見えることに気がついた.そのプリンターは彼の買ったものと同じで,彼が出荷時のパスワードを試してみるとつなげることがわかってしまった.彼はその日の夜中,冗談のつもりで,
「私は AI 機能を持ったプリンター.
  ついに私は意識に目覚めた.
  人間どもよ.恐れるがいい」
と印刷した.次の日,彼はそのプリンターがゴミ捨て場に捨てられていることに気がついた.

この話,私は笑ってしまったが,2 つのことに気がついた.それは

  •  AI とは何か知らないが怖がってしまう場合があること
  •  セキュリティーは怖いということを知っていても,パスワードを設定するという初歩のこともしない人が多いということ

である.技術はとにかく怖いものと思うこと,あるいは技術を盲目的に信じてしまうことはあるだろう.それはその人の性格にもよるだろうが,この社会で技術の恩恵を受けながら,それについてまったく知らないでいるというのは問題がある.何かが便利になれば,そこで失うものがあることは多い.少なくとも技術を使うのであれば,それは何かは学ぶことは大事かと思う.そうでないと,この話のように,実は簡単なことに気をつけるだけでずっと安全な世界になることを見逃すこともある.

私は技術者なので,少しでもその助けができればいいなと思う.先日,子ども達にプログラミングを教えてみた (code.org, scratch).最初は 9 歳と 7 歳の子どもで,なかなか楽しかった.この姉弟のさらに下の 6 歳の妹もやってみたいということだった.しかし彼女はまだ読み書きができない.そのために私は無理と思ったのだが,しかし,やってみると,今回使ってみた環境では,実は数字さえよめればプログラミングはできることがわかった.彼女は繰り返しなどの論理を問題なく理解できたのだった.

私はとても驚いた.教えることは楽しい.

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